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ひとり旅ブログ~海外旅行好きの食いしん坊OL~

ブータン旅行①フライトも楽しいバンコクからパロへ

こんにちは!

今日からは、ブータンをレポートいたします。

 

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バンコクに3泊4日した後にブータンに行ってきました。

 

今年は日本とブータンの国交30周年記念ということで、公定料金を撤廃するという特別オファーがあったので、これは今しかない!と思い、ブータンへ行ってみることにしました!
※このオファーは6/1~8/31までの夏期限定だったので、すでに終了しています。

 

公定料金とは、すごく簡単に説明すると、ブータンで1日に使わないといけない金額です。[ガイド費用・ドライバー費用・宿泊代・食事代など+税金]

 

いつもはこの公定料金が高いので、ブータン旅行は費用面でハードルが高かったのです。その公定料金が今回のオファーでは撤廃され、さらに宿泊代・航空券も安くなるキャンペーンでした。


あ、そもそもなのですが、ブータンは気軽に入国できません。
事前に旅行会社にビザを発給してもらい、基本はライセンスを持ったガイド付きで旅行します。(まぁ、監視つきってわけです)

ここが他の国とは違う特殊なところですね。

 

今回の旅行はビザ発行にかなり時間がかかってしまい、取得できたのは出発ギリギリでした…。

 


◎ブータンに行こうと決めたけど、正直…

 

ブータンへの旅行に興味があって、このブログでも読んでみるかと思っておられる方に申し訳ないのですが、私はブータンに着くまでブータンにさほど興味がありませんでした。行ってみたいなぁ~くらいのテンションです。

 

地球の歩き方を買おうと本屋さんでちょっと立ち読みをしてみても、内容が面白くなさそう…、高いガイドブックを買うことはないな~と購入せず。
なので事前の知識はほぼなし。

 

本当はこんな事じゃダメなんですが、ブータンはガイドさんがいるので、私が何も知らなくてもなんとかなるかなと思って。

 

一方、バンコクは頼る人がいないので、自力でなんとかするために、事前調査はなるべくしっかりとおこないました。


まぁ、何の知識もないならないで、サプライズ的な感じで面白いかも!と前向き思考です、私。


毎年、夏休みの2ヵ月前くらいから、今年の夏はどこ行くの?と会社の人や取引先の方々に聞かれるのですが、「今年はブータンです」というと、みんな「あぁ、幸せ(幸福)の国ね。」と。

 

日本人の【ブータン=幸せ(幸福)の国】の定着度すごいです。

 

 

◎バンコクからブータンへのフライト

 

早朝6:30のドゥルックエアーでブータンのパロへ。

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座席は満席御礼!
私の周りには日本人のおばさま方が何名か。
みなさん添乗員さん同行のツアーでブータンに行かれるそうです。

 

バンコクからパロまでは直行ではなく、インドのコルカタ(カルカッタ)を経由します。

 

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コルカタでは40分くらい飛行機の中で待機し、いよいよパロへ出発です。

 

私は窓側の席をリクエストしていたので、パロに近づくころにエベレストを見ることができました!(雲に隠れていたので山の上の方だけ見えましたよ。)

こんな私でも意外に感動したので、もし、行かれる方は窓側をリクエストすることをおすすめします。機内アナウンスもありますので、見逃さないと思います。

 

そして、このフライトの一番のポイントは着陸です!

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山々の間をすり抜けるようにして着陸します。
なかなか見れる光景ではないので、やっぱり窓側がおすすめ♪

世界一高度な技術を必要とする空港みたいですよ。
ぜひ、一度体験を!

 

 

◎知らないじゃダメ!ブータンでの服装

 

いきなりですが、ここでブータンに行くにあたって服装についてのトピックです。
ブータン旅行を考えている方は参考にしてください。


ブータンについての事前情報がほぼなかった私ですが、服装のことは調べていきました。観光のメインとなる政府関係の施設(ゾン)やお寺に全く入るためには、長袖&ひざ下スカートor長い丈のパンツを着用し、サンダルは不可。

 

海外に行くと露出多めな格好をされる方もいますが、ブータンではあまり好ましくないかなと思います。

 

私が行ったのは8月の中旬。
私は半そで&撥水加工された薄手のパーカーを着て丁度良かったです。

※標高が高い地域は涼しく、低くなると蒸し暑くなります。

 

ブータンは8月までが雨期なので、撥水加工パーカーが凄く役に立ちました。
ゾン(庁舎)の中はカサがNGなので、雨が降ってきてもカサをさせません。
そんなとき、撥水加工パーカーであれば服が濡れません!
(ただ、フードをかぶるはダメです)

 

カッパもダメなので撥水加工パーカーとの区別は…となると、なんだか分からなくなりますが、アウターならOKみたいです。

 

そして、サンダルはダメですが、寺院の中は靴を脱いで入ることが多いので、脱ぎにくい靴も適さないです。私はスリッポンを履いていきました。

 

今まで、様々なお寺や教会にいきましたが、こんなに信仰のチカラに圧倒されたのは初めてでした。ブータンの方、さらに周りの国の仏教徒の方々はとっても信仰熱心なので観光客の私たちは失礼のないように気を付けたいですね。

 

◎空港到着。ガイドさんと合流できるか!?

 

さて、話しは戻りまして、空港到着後にイミグレーションを通ってガイドさんと合流です。

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日本や他の海外と違ってすっきりしたもので、ガイドさんたちが数名しかいません。こんな光景初めてみました。

 

自分の名前を見つけて声をかけます。

よかった無事合流です。

(うっかり違うガイドさんに付いて行ってしまう方もいるとか。)


私のガイドさんは見た目45~50歳くらいの男性。
はっきりとは分かりませんが、20歳のときに神戸にいて阪神大震災を経験したと言っていたので実年齢は41歳かな?

そして、ドライバーさんも同じくらいの年齢の強面男性。
顔は厳ついですが、やさしい方でした。


ブータンのガイドさんは若い男性が多くて、私と一緒にまわるガイドさんはかなりベテランぽかったです。

 

最初は、年配のご婦人たちに若い男性ガイドで、なぜ、私にはおじさんガイドなのか!とちょっとくやしい気持ちがありましたが、結果的にはこのガイドさんで本当によかったです。(それはのちのち書きたいと思います)

 

車にのって、ブータン最大の都市ティンプーへ向かいます。
※最大といっても町の繁華街は端から端まで歩いて15分くらい。


ティンプーに向かう途中で古いお寺?マニ車があるところがあってそこに立ち寄ったのですが、このマニ車があるところまでは不安定な吊り橋を渡ります。

下は、激流!

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吊り橋好きの私としてはなんというサプライズ!
ガイドさんに手を引かれふらふらしながら渡りました。

楽しいーーー♪

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ツアー会社のプログラムにはなかったので、ガイドさんのご厚意で寄っていただけたのかと思います。なので、場所&名前が不明…。

 

 

そんなこんなで、空港から1時間30分くらいで宿泊する「チョモラリ・ホテル」に到着。ランチはこのホテルのレストランでいただきます。

 

・グリーンサラダ

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・ブロッコリーの炒め物

・エマダツィ(ジャガイモ多め)

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・鶏肉とトマト煮

・白身魚のクリーミーなソース掛け

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・うどんみたいな麺

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ランチ後は、市内の観光へ。

 

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まずは郵便局で両替して、郵便局に併設された売店で切手を購入。
種類が多い!切手の他にポストカードや織物などお土産品が売られていました。


次は「メモリアル・チョルテン」
説明を書く。

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くるくる回り終わると、ボランティア?の方からなぜかマンゴージュースをもらいました。


次は、山の上にあるおっきい仏像はあるとこへ。
(この場所の名前はなんだろう?)

 

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下にいる人と比べると… でっかい!

 

ここはまだ建設中らしく、インドから来たひとがたくさん働いていました。
インドで働くよりもブータンに出稼ぎに来た方がお給料が良いらしいです。

 

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山の上にあるのですごく景色が良かったです。

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そして、今日の観光のハイライト「タシチョ・ゾン」

 

すごく簡単な説明ですが、ブータンでは役所とお寺が1つになっていて、それをゾンと呼びます。

wikipediaや他の観光情報サイトではもっときちんとした説明がありますので、詳しく知りたい方はそちらを参考にしてくださいね。

ティンプーのゾンは国王や大臣たちが仕事をする国会のような場所で、他のゾンよりも規模が大きいです。

夕方の業務が終わると観光客が入ることを許されます。

 

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↑大臣たち。仕事が終わって出できたところ。

 

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ちなみに国王のお住まいはこのゾンのすぐ近くです。
建物は見えたのですが、写真NGでした。

 

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夕食は市内のレストランでガイドさん&ドライバーさんと。

 

ブータンのビール

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赤米、豚肉とジャガイモ、エマダツィ(唐辛子&チーズ)、スープ。

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どれもおいしかったです☆


この日は近くのサッカー場でブータン対韓国のナショナルチームの試合があったようで、レストランには韓国の方も大勢いました。


これでブータン1日目が終了です。

 

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↑有名な手信号 

 

ではでは、お休みなさい~。

 

※ティンプーの夜は犬の鳴き声がすごいです…度々、犬たちの声で起きてしまいます。

気になる方は耳栓のご用意を!

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⇒次は、ティンプーからプナカへ向かいます。