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ひとり旅ブログ~海外旅行好きの食いしん坊OL~

香港で人気の私房菜「飯堂」とレストラン予約方法!

2017年のGWも香港に行ってきました。昨年は妹と2人だったのですが、今年は母も一緒にグルメ旅。私が香港 を好きなのは母の影響でして、有難いことに小さい時から何度か連れて行ってもらいました。時は経ち、社会人になってから初めての母との香港旅行。ひとり旅ではいけないレストランを中心に行ってきました。

香港のおいしい<私房菜>に初潜入!

美味しいと噂の私房菜の「飯堂」を予約しました。(広東語・英語が話せなくてもレストランを予約した方法は、のちほどご紹介いたします。)このレストランは、ひとりっぷの福井さんが代官山TUTAYAのトークイベントで紹介していたお店です。<私房菜>とはプライベートキッチンのことで、始まりは料理人が自宅でお料理を友人などにふるまったのが始まりのようです。プライベートキッチンなのでふらっと入れるレストランではなく、必ず予約が必要になります。(でも予約すれば入れるのでプライベートキッチンの定義がよく分からないのですが…。)

「飯堂」の場所は銅鑼灣駅から徒歩5分のところにあります。外観はレストランとは思えない、もしくは閉店したお店のような佇まい。扉脇のインターホンを押すとのことでしたが、たまたま駐車係のようなおじさんがお店の前にいたので、開けてもらいました。

 お店の中は明るくキレイ。メニューは漢字と英語で書かれていました。では、ここからオーダーしたものをご紹介。(メニュー名は私がつけたものですので正式名ではないのでご注意ください。)

 

上品な料理を堪能!メニュー紹介

小魚のフリット

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突出しは小魚のフリットでした。フリット自体には塩気はあまりなく、一緒に出てきた辛味ソースにつけていただきます。香港は塩辛いものが多いイメージだったのですが、突き出しが上品な仕上がりなので、お料理も期待できます。


豆腐のフリット

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一見、フライドポテトが四角くなったような感じですが、とろとろ蕩ける豆腐を揚げたものです。(ひとりっぷ福井さんおすすめ!)昔、香港のどこかのレストランで食べたことがあったのですが、その時もこの食感に感動したのを思い出しました。今回もとても感動!表面はサクッとしていて、中はすごく柔らかい舌触り。

 

豆腐が柔らかすぎて、どうやって揚げてるのか、そもそも四角にカットするのも想像がつかないのですが、母曰く、石膏豆腐だとこんな風にできるかもとのこと。にがりでなく石膏で作る豆腐もあるんですね~。味付けは、バーベキューフライドポテトのような少しジャンキーな感じです。この美味しさはぜひ、味わってみてください。

 

豚マメの辛子山椒煮

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母がメニューを見て即座に注文したものです。豚マメとは豚の腎臓(じんぞう)のこと。他の臓物系の部位よりも臭くて、食べられたもんじゃないくらいの時があります。母も豚マメがメニューあるとチャレンジしてみるけど臭いことが多いから今回もダメ元で注文してみたらしいのですが、お味は…臭みゼロ!美味しい!臓物系の臭いには敏感な私でも気にならないほど美味しく仕上がってます。山椒と唐辛子の辛味が効いていて最高。母もこれは美味しいとパクパク食べていました。これは辛さに強くて、臓物系が好きな方にはぜひともおすすめしたい1品です。

 

ローストチキン

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私は、香港の鶏は日本の鶏よりも美味しいと思っているのですが、やっぱり、やっぱり美味しかったです。パリパリの皮にジューシーな脂とお肉。鶏の味が濃いんです!「飯堂」のローストチキンが特別美味しいってわけではないので、他で食べても良いと思いますが、香港でローストチキンは必食です!

 

レタスの海老みそ土鍋

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「飯堂」に行った方のブログでよく紹介されているメニューです。土鍋で海老みそとレタスを和えたものです。海老みそはクセがあるので私はたくさん食べられなかったのですが、このクセにハマるのかも。

 

飯堂欖菜炒飯 中国オリーブのチャーハン

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パラパラ、ふわふわした不思議な食感のチャーハンです。油っぽさはなくヘルシーなチャーハンという感じ。中国オリーブと書いてありますが、オリーブの実が入っているわけではなく、オリーブオイルに漬けたからし菜(黒いやつ)が刻んで入っていいます。塩気も丁度よく、やさしい味わいです。(昼間に食べた唐朝のチャーハンは油っぽくてダメでした…。)

 

楊枝甘露

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私の好きな楊枝甘露です。写真を見て分かる通りミルクたっぷり。これはこれで美味しいですが、私はもっとマンゴー感のある方が好きです。

 

コーヒー蒸しケーキ

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なんだか、母が他のものと勘違いして注文してしまったもの。ごはんの後に蒸しケーキは重い…。美味しいですが重いです。ねっとりした食感でコーヒーはほのかに感じるくらいでした。


メニュー数はそんなに多くはないのですが、コース設定もなく好きなものをオーダーできるので、その日の気分で選べるのが良いです。また行きたいレストランです!ただ、ひとりでは行けないので、今後なかなか行く機会が訪れないかもしれないのです…。


日本語で香港のレストランを予約する方法

さてさて、「飯堂」を予約したいと思った時に壁になったのが言葉の問題でした。私は日本語しかしゃべれないし、日本語しか書けません。最初は会社の英語がペラペラの人に予約してもらおうかと悩んでいたところ、たまたま発見したのが、クレジットカードのサービスでした。私がもっているクレジットカード(エポスカード)の特典として、海外旅行先のホテル・レジャー・レストラン予約をしてもらえるというサービスがあったので、これを利用することにしました。電話をかける先は国内デスクと現地のデスクがあったのですが、国内デスクにはなかなか繋がらなかったので、香港の現地デスクに直接かけることに。こちらはすぐ繋がりました。もちろん日本語対応です。レストランを予約したい旨を伝えたら、すんなりOK!

エポスカードの詳細は↓↓↓こちら

 その時に聞かれたことが以下の通り。

・カード番号
・有効期限
・カード名義
・香港到着日と現地出発日
・滞在先ホテル


レストランの名前が感じで読み方が分からない場合でも、場所と漢字を伝えたら大丈夫でした。その場で予約の電話を入れてもらえたので、すぐに希望の日時を抑えることができました。

ただ、注意点があります。予約をしてもらうこと自体は無料のサービスです。しかし、国際電話代は自分持ち。私の場合は予約の電話で1,200円程かかりました。今回は国内デスクに繋がらなかったため、現地デスクに電話したので国際電話代がかかりました。しかし、その場で予約が取れることを考えると1,200円だったら良いかなと思っています。また次回「飯堂」に行くときはこの予約サービスを利用するでしょう。レストランの予約だけでなく海外での旅行に役に立ちそうなので、お手持ちのクレジットカードのサービスを見直してみることをおすすめします。

以上、香港の私房菜「飯堂」と、日本からの海外レストランの予約方法のレポートでした!

飯堂の情報と行き方 

◇飯堂 Fan Tang

最寄駅/メトロ銅鑼灣駅 F1 出口, 徒歩約5分

営業時間/ランチ&ディナー

支払い方法/現金・Visa・Master

住所/銅鑼灣禮頓道93-95號地面及1樓

※必ず予約をしてください!